Autoliv People社員インタビュー

誰も足を踏み入れていない
未知の領域に挑み、
自分の発想で次世代の
衝突安全技術を創る。

技術本部 機能開発部中島 敦

自動車メーカーのお客様への
技術提案による受注獲得に奮闘。

私は大学で機械工学を専攻し、もともと好きだった自動車に関わる業界への就職を希望していました。なかでも興味を持ったのが、エアバッグなどの安全部品の設計開発。自動車がどう進化しようと、人の命を守る安全部品は絶対に必要であり、自分が何のためにモノづくりをしているのかという目的を見失うことはない。そう考えて就活を続けるうちに出会ったのがオートリブでした。衝突安全部品で世界のトップメーカーであり、面接に臨んだ時も日本の大企業のような堅苦しさがまったくなく、学生の私にもとてもフランクに接してくださり、そうした社風にも惹かれてオートリブを就職先として選びました。
そして入社後はエアバッグの先行開発を担当することに。当社における先行開発のミッションは大きく二つあり、ひとつは自動車メーカーの新型車の開発にあたり、要求を満たすエアバッグを企画設計して受注に結びつけていくこと。そしてひとつは、未来を見据えてこれからの自動車に求められるエアバッグを自社で研究していくことです。エアバッグは、車両の形状によってひとつひとつ設計が異なります。また、安全基準に関する法規も年々厳しくなっており、そこにも対応していかなければなりません。私も早くから自動車メーカーへの技術提案による受注獲得活動に関わらせていただき、エアバッグの設計開発に求められる知識やスキルを身につけていきました。

グローバルの開発拠点と連携しながら
未来を見据えた研究開発にも力を注ぐ。

入社5年目には、オートリブとつきあいの深い国内の大手自動車メーカーに出向する機会を与えていただき、お客様側での安全技術の開発も経験しました。より車両に近いところで最適なエアバッグの仕様を考え、実車による衝突実験で検証するなど、オートリブではできないことも体験して技術者として成長できました。また、オートリブとはまったく違う文化の企業で仕事をしたことも非常に勉強になりました。オートリブは個人の裁量が大きく、それぞれがやりたいことを訴えて実行に移していく風土。一方、そのメーカーはトップが明確な方針が示し、チームで同じ目標に向かい、きわめて論理的に物事が進められる。そうした姿勢に学ぶことも多く自分の幅が広がりましたし、他の企業に在籍したことであらためてオートリブで働く魅力も実感しました。
出向から戻った後は再び先行開発を担い、いまは未来を見据えた研究開発の比重が大きくなっています。海外の先行開発チームと連携しながら新しいエアバッグの研究を進めており、、スウェーデンやアメリカ、韓国など海外の技術者とテレカンファレンスでミーティングをしています。入社当初は英語が苦手だったものの、業務の中で絶えず英語に触れることでコミュニケーション力が鍛えられました。自ら海外に赴いて彼らと直に議論する機会も増え、まさに仕事のフィールドはグローバルに広がっています。

自動運転車に求められる衝突安全技術とは?
その答えを見つけ出し、この手で形にしたい。

先行開発の醍醐味は、0から1を生み出していくこと。これから自動運転の時代が訪れると、エアバッグなどの安全装置もそれに対応して進化していかなければなりません。完全な自動運転が実現すれば、乗っている人の車内での過ごし方も大きく変わっていきます。そもそもハンドルを握っていないこともあるでしょうし、前を向いているとも限らない。未来を予測して仮説を立て、検証を重ねていかなければなりません。答えのない問題に立ち向かっていくのは大変ですが、まだ誰も手がけていない未知の領域であり、0から1を生み出すことに先頭を切って挑戦できるのは面白いです。しかもオートリブなら「将来こんな安全技術が求められるはずだ」と自由に発想し、グローバルを巻き込んで自ら形にしていくことができる。それが当社でキャリアを積むいちばんの魅力だと思います。
私としては、ゆくゆくは自動車の事故のメカニズムそのものを研究することにもチャレンジしていきたいと考えています。自動運転では予期せぬ事故が起こる可能性もあり、それを事前に解き明かすことで、より安全な製品をつくることに貢献していきたいです。スウェーデンの本社にはそうしたテーマを研究する部署があるのですが、ぜひ日本でもそういったことに関わっていきたいと思っています。そうして次世代の自動車に欠かせない新たな衝突安全技術を創り出し、世の中に送り出していくことがいまの私の大きな目標です。